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この記事で分かること
- ✔ Otter.aiとFireflies.aiのどちらが自分の用途に合っているか分かる
- ✔ 無料プランで何ができるか・どこに制限があるか分かる
- ✔ 158件・137件のレビューを独自分析した評価傾向が分かる
30秒で選ぶなら: → 音声・会議のリアルタイム文字起こしが目的ならOtter.ai、営業通話や定例会議のログ管理・CRM連携ならFireflies.ai。
会議の録音・議事録作成ツールは選択肢が増えすぎて、どれを選ぶか迷っている人は多いはずです。本記事では、Otter.aiとFireflies.aiを独自収集した295件のレビューを基に比較します。どちらが向いているかを明確に示します。
Otter.ai・Fireflies.aiの基本情報
| 項目 | Otter.ai | Fireflies.ai |
|---|---|---|
| 価格(月払い) | 無料プランあり。Pro:約17ドル/月(執筆時点の為替レートで約2,600円、1USD=154円換算)※為替レートにより変動します。最新料金は公式サイトをご確認ください | 無料プランあり。Pro:約18ドル/月(執筆時点の為替レートで約2,770円、1USD=154円換算)※為替レートにより変動します。最新料金は公式サイトをご確認ください |
| 主な機能 | リアルタイム文字起こし・AI要約・アクションアイテム抽出・Otter AI Chat | 会議録音・文字起こし・AI要約・CRM連携・アクションアイテム抽出 |
| 対象ユーザー | 個人・チーム・教育・コンテンツ制作者 | 営業チーム・リモートチーム・ビジネス会議が多い組織 |
独自調査による評価比較
公開ユーザーレビューを独自に収集・分類した結果(調査期間:2026年10月)を示します。
| ツール | 調査件数 | ポジティブ | ニュートラル | ネガティブ | 満足率 |
|---|---|---|---|---|---|
| Otter.ai | 158件 | 108件(68%) | 18件(11%) | 1件(1%) | 68% |
| Fireflies.ai | 137件 | 76件(55%) | 7件(5%) | 6件(4%) | 55% |
Otter.aiの満足率68%に対して、Fireflies.aiは55%。差は13ポイントあります。ただし、この数値だけで優劣を判断するのは早計です。Fireflies.aiは「営業特化」という明確なユースケースがあり、合う人には強力に刺さるツールです。
Otter.aiの特徴と強み
Chrome拡張機能によるリアルタイムキャプチャが使いやすい
Otter.aiの最大の強みは、インストールから使用開始までの手軽さです。Chrome拡張機能を使えば、ブラウザ上の音声をリアルタイムで文字起こしできます。MP3ファイルのインポートにも対応しているため、複数の入力経路を持てる点は他ツールと比較して明らかに優位です。
処理完了後にメール通知される設計も実用的で、「終わったか確認するために待つ」必要がありません。
AI要約・アウトライン・アクションアイテムの自動生成
文字起こしだけでなく、会議の要約・アウトライン・実行項目を自動生成する機能が高く評価されています。
正直なところ、158件中108件(68%)がポジティブ評価というのは、文字起こしツールとしては高い水準です。特に「インストールが簡単」「すぐ使える」という点が繰り返し言及されており、導入コストの低さが満足度を押し上げていると分析できます。
Otter AI Chatで会議内容を対話的に検索できる
文字起こし後に、テキストベースのチャット形式で「あの会議でXという話題が出たのはいつ?」と質問できます。大量の会議録から情報を引き出す用途において、このチャット機能は実際に差が出る機能です。
Fireflies.aiの特徴と強み
会議の録音・文字起こし・要約・アクション項目抽出を一気通貫で処理
Fireflies.aiは会議を中心に設計されており、録音から文字起こし・要約・アクションアイテム抽出までを自動化します。リモートチーム・営業通話・インタビュー・定例会議といった「繰り返し発生するビジネス会議」に向いています。ドキュメント作成・フォローアップの作業量が格段に減ります。
営業チーム向けのCRM連携機能が強力
Fireflies.aiが他ツールに比べて抜きん出ている点は、営業電話の内容をCRMデータに自動変換できる機能です。
ぶっちゃけると、これがあるかないかで営業チームにとっての価値はまったく変わります。Salesforce・HubSpot等と連携することで、通話記録の転記作業がゼロになります。この機能を必要とする組織にとって、Fireflies.aiは代替が少ない選択肢です。
特定トピック・引用の検索・整理機能が優れている
多数の会議録から特定のトピックや発言を素早く検索できる機能が高く評価されています。蓄積した会議データを資産として活用したい組織に向いています。
各ツールの注意点
Otter.aiの注意点:ボットが会議に参加するため、クライアントによっては拒否される
Otter.aiはZoom・Teamsなどのオンライン会議に「Otter AI has joined」と表示されるボットとして参加します。参加者全員にボットの存在が見えるため、機密性の高い商談やクライアント会議では参加を拒否されるケースが実際に報告されています。
また、Chrome拡張機能を使う場合、ヘッドフォンを使用していると外部スピーカーからの音声をマイクが拾えず、文字起こしが機能しないという設定上の落とし穴があります。強いアクセント・背景雑音・複数人の同時発話への対応も完璧ではなく、法的・専門的な精度が求められる場面では人的レビューが必須です。
Fireflies.aiの注意点:多言語対応の精度は英語が最も高く、日本語環境での精度は要確認
Fireflies.aiの文字起こし精度は英語が最も優れています。多言語対応や通話中の言語切り替えへの対応は弱く、日本語がメインの会議では精度が落ちる可能性があります。
また、AI生成のサマリーが文脈を見落とす場合があり、重要な意思決定の根拠として盲目的に使うことはできません。会議録音に機密情報が含まれる場合のプライバシー管理も、導入前に社内規定と照らし合わせる必要があります。ここは正直Fireflies.aiの弱点です。使い方を明確にしないまま導入すると、情報管理のリスクが生じます。
Otter.ai・Fireflies.aiの比較まとめ
※2026年10月時点。料金・機能は変更の可能性があります。
| 比較軸 | Otter.ai | Fireflies.ai | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 使いやすさ | Chrome拡張でシンプル | セットアップが必要 | Otter.aiの勝ち |
| リアルタイム文字起こし | Chrome拡張で対応 | 会議終了後の処理が中心 | Otter.aiの勝ち |
| AI要約・アクションアイテム | 自動生成 | 自動生成 | 同等 |
| CRM連携 | 限定的 | Salesforce・HubSpot等と強力に連携 | Fireflies.aiの勝ち |
| 日本語対応精度 | 要確認 | 英語が最高精度・日本語は要確認 | 同等(要検証) |
| 多言語・言語切り替え | 対応 | 弱い | Otter.aiの勝ち |
| 無料プラン | あり | あり | 同等 |
| ボット参加の可視性 | 全参加者に表示 | 全参加者に表示 | 同等 |
| 営業チーム向け機能 | 標準的 | 豊富 | Fireflies.aiの勝ち |
| 満足率(独自調査) | 68%(158件中108件) | 55%(137件中76件) | Otter.aiの勝ち |
| 乗り換えコスト | 低(Chrome拡張のみ) | 中(CRM連携設定が必要) | Otter.aiの勝ち |
総合スコアが同点の場合はOtter.aiを選ぶ。 理由は、日本語環境での導入障壁が低く、個人・チーム問わず幅広い用途に対応できるためです。ただし、営業チームでCRM連携が必須な場合はFireflies.aiが明確に上回ります。
Otter.aiが向いている人・Fireflies.aiが向いている人
Otter.aiが向いている人
- リアルタイムで会議・講義・インタビューを文字起こししたい人
- Chrome拡張機能ですぐに使い始めたい、セットアップに時間をかけたくない人
- MP3音源・音声ファイルを一括処理して検索可能なテキストにしたい人
Otter.aiが向いていない人
- クライアントへのボット参加が許容されない業種・商談が多い人
- 強いアクセントや複数話者が混在する会議が多く、高精度が必須な人
Fireflies.aiが向いている人
- 営業チームで、通話内容をCRM(Salesforce・HubSpot等)に自動連携したい人
- 定例会議・リモート会議が週複数回あり、フォローアップ作業を削減したい人
- 蓄積した会議録から特定の発言・トピックを後から検索したい人
Fireflies.aiが向いていない人
- 日本語メインの会議で高精度な文字起こしを必要とする人
- 単純な文字起こし以外の汎用的な用途(コンテンツ制作・個人メモ等)に使いたい人
よくある質問(FAQ)
Q. Otter.aiとFireflies.aiは日本語の文字起こしに対応していますか?
A. 両ツールとも日本語に対応しているとされていますが、文字起こし精度は英語が最も高い設計です。Fireflies.aiは特に多言語精度に課題が報告されており、日本語メインの会議での精度は実際に試して確認することを推奨します。
Q. 無料プランでどこまで使えますか?
A. 両ツールとも無料プランが存在しますが、月間の録音時間・ストレージ・高度なAI機能には制限があります。具体的な制限内容は各ツールの公式サイトで最新情報を確認してください。無料プランで試してから有料プランに移行するかを判断するのが最もリスクが少ない方法です。
Q. 会議参加者にボットが参加していることはバレますか?
A. Otter.aiもFireflies.aiも、オンライン会議にボットとして参加する場合、参加者全員に表示されます。「Otter AI has joined」のような表示が出るため、参加者の事前同意が取れない会議では使用を避けるか、別の録音方法(デバイス内録音等)を検討する必要があります。
まとめ:用途が明確なら迷わず決まる
個人・教育・汎用用途ならOtter.ai、営業チームのCRM連携・会議ログ管理ならFireflies.aiを選ぶのが最も合理的な判断です。
両ツールに共通するのは、「文字起こし精度は完璧ではない」という点です。法的・契約的に精度が求められる場面では、人的レビューを前提とした運用設計が必要です。
迷った場合は、両ツールの無料プランをそれぞれ1週間試すのが最速の答えの出し方です。スペックを読み続けるより、自分の会議環境で動かしてみて初めて分かることの方が多い。
本記事の調査について: 本記事は公開されているユーザーレビューを独自に収集・分析した内容に基づいています。
最終更新日:2026年10月11日
