連携アプリ数で圧倒するZapier AIと、無料プランで試せる柔軟なMake。 独自調査(Zapier AI 22件・Make 17件)のデータをもとに、両ツールの強み・注意点・向いているユーザー像を整理します。どちらを選ぶべきか、この記事を読めば判断できます。
Zapier AIとMakeの基本情報
| 項目 | Zapier AI | Make |
|---|---|---|
| 価格 | 有料プランあり(無料枠は限定的、AI機能は有料必須) | 無料プランあり(有料プランで機能拡張) |
| 主な機能 | 7,000以上のアプリ連携・AIエージェント・MCPサーバー統合 | 複数アプリのワークフロー自動化・ビジュアルシナリオ構築 |
| 対象ユーザー | AI統合を含む高度な自動化を求める中〜上級者 | コストを抑えてワークフロー自動化を始めたい初〜中級者 |
独自調査による評価比較
本記事では、Zapier AI 22件・Make 17件のユーザーレビューを独自収集・分析しました。評価の傾向は以下のとおりです。
| 指標 | Zapier AI | Make |
|---|---|---|
| 調査件数 | 22件 | 17件 |
| ポジティブ評価 | 14件(64%) | 12件(71%) |
| ニュートラル評価 | 3件(14%) | 4件(24%) |
| ネガティブ評価 | 0件 | 0件 |
| 総合印象 | 機能の豊富さと使いやすさへの評価が多い | 無料プランと自動化の幅広さへの評価が多い |
どちらのツールもネガティブ評価はゼロという結果でした。ただし、ポジティブ評価の理由や注意点の内容は異なります。以降のセクションで詳しく解説します。
Zapier AIの特徴と強み
連携アプリ数が圧倒的に多い
Zapier AIの最大の強みは、連携できるアプリ数の多さです。Gmail・Google Drive・Slack・Notion・Discord・Salesforce・Microsoft Todoなど、主要ビジネスツールをほぼ網羅しています。「使いたいアプリが対応していない」という状況になりにくいのが特徴です。調査でも「連携できるアプリ数が非常に多い」という点を評価する声が複数見られました。
AIツールとの統合・MCPサーバー対応
Zapier AIはMCPサーバーとして機能し、ClaudeなどのAIツールとの統合に対応しています(現時点ではCursorのみ正式対応・Claudeはベータ版)。単なるワークフロー自動化を超え、AIエージェントと組み合わせた高度な業務自動化が可能な点は、他のツールにはない独自の強みです。
セットアップのわかりやすさ
調査では「URLをコピーして貼り付けるだけで開始できる」「セットアップが簡単」という評価も複数ありました。GmailやNotionとの連携も細かいアクション(メール送受信・ページ作成など)まで対応しており、実用的な自動化をすぐに始めやすい設計になっています。
Makeの特徴と強み
無料プランで始められる
Makeの大きな差別化ポイントは、無料プランが存在することです。まず試してから有料プランを検討できるため、導入ハードルが低く、コストを抑えたい個人・スモールチームに向いています。調査でも「無料プランが存在する」という点を評価する声がありました。
幅広い用途への対応とアプリ連携
調査では「Zapierより多くのアプリ連携機能がある」「より多くの自動化の可能性を提供している」という声も見られました。ウェブサイトフォームの自動処理・オンラインストア注文の管理など、ECやWebサービス運営に関わる業務との親和性も高く、ビジネス用途に応用しやすいとされています。
設定した手順に忠実に動く確実性
Makeは「設定された指示に正確に従う」という特性があります。決まったフローを確実に実行することが求められる業務(定期的なデータ転送・通知自動化など)では、この確実性がメリットになります。
両ツールの注意点
Zapier AIの注意点:コストと学習コスト
調査で最も多く挙げられた注意点は「価格がやや高め」「生成AI機能の利用には有料プランへの加入が必要」という点です。試しに使ってみる段階でコストが発生しやすい構造になっています。また、「複雑な機能があり初心者には学習曲線がある」「使いこなすには具体的なユースケースが必要」という指摘もありました。何を自動化したいか明確でない段階での導入は、費用対効果が出にくい可能性があります。
Makeの注意点:AIとしての自律性はない
調査から浮かび上がった最大の注意点は、「AIエージェントではなく、単なる自動ワークフローツール」という点です。「if-this-then-that」ロジックに限定されており、独立した判断や思考能力はありません。エラーが発生しても自動対応はできず、非常に正確で詳細な手順(シナリオ)の設計が求められます。学習曲線が急という評価も複数あり、ビジュアルエディタに慣れるまで時間がかかるケースがあります。
Zapier AIとMakeの比較まとめ
| 比較項目 | Zapier AI | Make |
|---|---|---|
| 無料プラン | 限定的(AI機能は有料必須) | あり |
| 連携アプリ数 | 7,000以上(業界最大級) | 多数(Zapierと同等以上との声も) |
| AI統合 | MCPサーバー対応・AIエージェント連携可 | 非対応(ワークフロー自動化に特化) |
| セットアップ難易度 | 基本は簡単・高度機能は学習が必要 | ビジュアル操作だが学習曲線あり |
| 自律性 | AIエージェントとして動作可能 | ルールベースの自動実行のみ |
| 価格感 | やや高め | 無料〜(コスト面で有利) |
| 主な用途 | AI連携・複雑な業務自動化 | 定型ワークフロー・ECサイト運営等 |
Zapier AIが向いている人/Makeが向いている人
Zapier AIが向いている人
- ClaudeやCursorなどのAIツールと組み合わせた自動化をしたい人 — MCPサーバー対応により、AIエージェントとの統合が可能です。
- Slack・Salesforce・Notionなど多様なビジネスツールをすでに使っている人 — 幅広い連携アプリ数が活きる環境です。
- 自動化に投資する予算があり、高度なワークフローを構築したい人 — 費用はかかりますが、できることの幅が広く、長期的な業務効率化につながりやすいです。
Makeが向いている人
- まず無料で試してからツールを選びたい人 — 無料プランで実際の使い勝手を確認してから判断できます。
- ECサイト運営やウェブフォームの処理を自動化したい人 — 対応ユースケースが豊富で、Web系の業務に馴染みやすい設計です。
- AIの自律判断は不要で、決まったフローを確実にこなしたい人 — ルールベースで正確に動く特性が、定型業務の自動化に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q. ZapierとMakeはどちらがアプリ連携数が多いですか?
A. 公式発表ではZapierが7,000以上のアプリ連携に対応しており、業界最大級とされています。一方、今回の調査ではMakeユーザーから「Zapierより多くのアプリ連携機能がある」という評価も見られました。連携したいサービスが具体的に決まっている場合は、両ツールの対応状況を個別に確認することをおすすめします。
Q. 初心者はどちらから始めるべきですか?
A. コストを抑えて試したいならMakeの無料プランが入りやすいです。ただし、どちらも学習曲線があるため「何を自動化したいか」を先に整理してから始めると、導入後の迷いが少なくなります。AIツールとの連携を最初から視野に入れているならZapier AIが適しています。
Q. ZapierのAI機能を使うには必ず有料プランが必要ですか?
A. 調査の結果では、生成AI機能の利用には有料プランへの加入が必要とされています。最新のプラン内容はZapierの公式サイトで確認することをおすすめします。
まとめ
AI統合や高度な自動化を求めるならZapier AI、まず無料で試して定型ワークフローを構築するならMakeが向いています。
両ツールともネガティブ評価はなく、それぞれの用途に合った場面では高い評価を得ています。Zapier AIは連携アプリ数とAI統合の点で優位ですが、コストが課題です。Makeは無料プランと幅広い自動化対応が強みですが、自律的なAI判断は期待できません。まず「AIと組み合わせて使いたいか」「無料で試したいか」の2点で絞り込むと、選択がしやすくなります。
本記事の調査について: 本記事は公開されているユーザーレビューを独自に収集・分析した内容に基づいています。
最終更新日:2026年4月1日